9月病にご用心!
- 2015年09月05日
- ブログ
新社会人や新入生らが、新しい環境で緊張した1か月を過ごし、ゴールデンウイーク明け頃に無気力状態になってしまう“5月病”はよく知られています。
最近では同じように9月に心や体の調子を崩すことを指して“9月病”という言葉も聞かれるようになってきていようです。
9月病”の予防と対処について
日本人女性は世界一長寿だが、男性より女性が長生きである理由の一つは、女性ホルモンに守られているからだ。ホルモンの変動という点で、男性の一生と女性の一生とでは大きく違います。
思春期は男女ともホルモンが上がったり下がったりしながら、大人に向けて体の変化(二次性徴)が起こる。同時に心も不安定になり、さまざまな社会的問題にもつながっています。
“9月病”とは、もともと、夏に長いバケーションをとる欧米などで、休み明けにうまく仕事に復帰できない人が陥る不調を指していたようだ。日本でも、9月は夏休みが明けて仕事や学校が始まる時期。“9月病”とは、もともと、夏に長いバケーションをとる欧米などで、休み明けにうまく仕事に復帰できない人が陥る不調を指していたようです。日本でも、9月は夏休みが明けて仕事や学校が始まる時期。
い夏に体力を消耗することも影響して、環境の変化についていけずに心や体の調子を崩すことを“9月病”と呼ぶ。医学用語ではないが、急な環境の変化についていけずに、ストレスで心や体が悲鳴を上げている、病気の一歩手前の状態と捉えられるだろう。
季節の変わり目でもあるこの時期、日照時間が短くなる、気温が下がる、台風が多くなるといった、日本特有の気候も無関係ではないと言えます。
「9月は気候の変動にまつわる心身の不調が起こりやすい時期です。ここ数年、日本の四季が薄れ、春秋がはっきりせずに急に暑くなったり寒くなったりするよ うになった体感がありますが、特に今年の夏は、都心などでは突然35℃以上が連日続き、猛暑日の記録を更新するほどでした。暑い夏の疲れが、少し涼しくな る頃にどっと出てくることが考えられます」
特に9月後半からは、うつ病の人や気分の波の上下が激しい人などの状態が1年で最も悪化しやすくなるんです。
「うつと関係しているセロトニンや、睡眠と関係しているメラトニンなど、脳内の神経伝達物質は日照と関係が深いため、日照時間が明らかに短くなってくる時期は、これらが減りやすいのです」
9月後半からは、もともと、うつにつながるような脳の変化が起こりやすい時期なのだ。だからこそ、9月に入ってからの過ごし方も重要だ。無理を続けていると、シルバーウイークが終わった9月末頃にエネルギーが切れて落ち込んでしまうかもしれません。
なんとなくだるい、気分が上がらないなどのサインに注意
9月病”のサインは以下のような症状に現れる。早めに気づいて対処しましょう。
やる気が出ない、集中できない、朝起きられないといった症状は、うつ病の初期症状に近い。こうした症状を放っておくと本格的なうつ状態に陥って仕事や生活に支障が出てきてしまう可能性もあるので、不調が1~2週間続くときは自律神経の乱れなども考えられます。
整体でもそういった症状は改善できるので調子が悪く感じる時は早く受診してくださいね。
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