肝臓に良い食べ物・悪い食べ物
- 2015年05月20日
- ブログ
今日は肝臓についてです。
当院に来院される患者さんの中でも肝臓が固く機能低下している
方が多くおられます。内臓調整をすると硬かった肝臓も柔らかくなり
機能も戻ります。
では肝臓が硬くなったり、機能低下する原因とは?
身体の歪みなどからくるケースやストレス・食べ物からくるケース
と様々です。本日はその中でも食べ物について・・・。
アルコールを飲むと肝臓に負担をかけて、
肝臓がんになるリスクが増えるのはみなさんご存じだとは
思いますが、逆に肝臓を守るための食べ物、肝臓を労わる
食べ物には何があるか知っていますか?
肝臓を守る食べ物として有名なのは、
しじみ、大豆、ウコンだと思います。
それぞれの働きを見てみましょう。
まずはしじみです。
お酒を飲んだ後は、
しじみの味噌汁が良いなんてよく言いますよね。
しじみにはアミノ酸の一種である
タウリンという栄養素が豊富に含まれています。
タウリンは胆汁の流れを良くし、
肝細胞の酸化を防いでくれます。
また、肝機能を正常に保つ働きのある
メチオニンや肝臓の修復に役立つ良質のタンパク質も
しじみに含まれています。
次に大豆です。
大豆には良質な植物性タンパク質や必須アミノ酸が豊富ですので
肝臓の修復や再生に欠かせません。
そして、ウコンにはクルクミンという成分が含まれています。
クルクミンは、胆汁の分泌を促して、
肝機能を活発にする作用があります。
お酒を飲んだ後はもちろんですが、
お酒を飲む習慣のある人は日常的にこれらの食材を
積極的に摂って肝臓を守るようにしましょう。
肝臓を守る食べ物の代表格であるしじみですが、
既に肝臓病を発症し、肝機能が低下している人は
しじみを積極的に食べるのは控えたほうが良いでしょう。
なぜなら、しじみには鉄分が豊富に含まれているからです。
肝臓は鉄分を貯蔵する働きがありますが、
肝機能が低下していると貯蔵機能が落ち、
過剰な鉄が活性酸素を発生させて、周囲の
肝細胞を酸化させ、肝機能をさらに低下させてしまうんです。
従来、鉄分は肝臓に良いとされていましたので、
レバーやほうれん草など鉄分の多い食品は肝臓に良いと
言われていましたが、
近年の研究では
肝機能が低下している人にとって、鉄分は肝臓に悪いということが
わかっていますので、肝機能が低下している人は鉄分の過剰摂取には
気をつけましょう。
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